商標実務のブログ

日々の商標実務で気付いたことを中心に

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

J-PlatPatをブックマークするときは、「サイトマップ」ページが超オススメ

今回はJ-PlatPatを利用するときのちょっとしたテクニックです。 J-PlatPatをブックマークするとき J-PlatPatは弁理士であれば、かなり使いますよね。 ってことは当然にお気に入り(ブックマーク)に入れていると思うんですが、 そのお気に入りのURLはトップ…

商標調査のヒアリングで重要な5つのポイント

商標調査前にヒアリングを行いますが、このヒアリングが正確にできていないと、商標や商品・役務を正確に特定することができません。 そうすると、その後の出願にも影響が出て、全く意味のない権利になったり抜けや漏れがある権利になる可能性があります。 …

ヒアリングをもっと有意義にするための下準備5つのポイント

商標調査をする前には商標と商品・役務を確定させる必要があります。 その際に、どのような権利を確保したいのか「ヒアリング」が非常に重要になります。 この記事ではヒアリングする際の注意事項をまとめています。 ヒアリング前の下準備 いきなり、電話や…

3条2項が無理なら、3条1項3号で克服!

『弁理士のくせにタイトル間違ってるわ!こいつ!』 『3条1項3号が無理なら、3条2項で克服だろ!』 という声が聞こえそうですが、実は実務では逆のことが起きています。 今回のブログ記事の内容は、弁理士になりたてのときに一番びっくりしたことです。…

重要なのにあまり知られてなさそうな「称呼検索」の「種別」について

商標検索するときにとても役に立つJ-PlatPatの「称呼検索」があります。 これはどのような順番で並べられているのでしょうか? なんとなくいい感じに並べてくれているんだろうなぁという気がしますが、実際は誰も教えてくれないのでよくわかりませんよね。 …

あやふやな知識ではもったいない!類似群コードを正確に数えよう

1つの区分に商品・役務をできるだけたくさん指定したいですが、 一定の基準を超すと3条1項柱書によって、特許庁から「本当にそんなにたくさん使うんですか〜?」と疑われて使用の証明を求められます。 3条1項柱書の拒絶理由は、ホームページ見せたり、…

4条1項11号を意見書だけで頑張る

商標法4条1項11号はかなり頻度の高い拒絶理由です。 この拒絶理由はJ-PlatPatで調べるとほとんどの場合は事前に予想は可能ですが、微妙な案件を出願した場合などに通知されます。 微妙な案件は「審判までいけばいいじゃ~ん」と思われますが、クライアン…