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商標実務のブログ

日々の商標実務で気付いたことを中心に

「パン・パイナッポー・アッポー・パン」が商標登録できるか検証!

引用:http://rocketnews24.com/2016/10/21/815570/ 「パン・パイナッポー・アッポー・パン」というパンが高校の購買部で人気らしい 今、大人気のピコ太郎のPPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)のパロディ商品「パン・パイナッポー・アッポー・パン」なるものが…

【弁理士の日企画】特許庁が人工知能を具体的にどのように活用するのか考察してみたよ

ドクガクさんの「弁理士の日」にちなんだ企画「弁理士の日記念ブログ企画2016」に参加しています。 今年のテーマは、「知財業界でホットなもの(又は新しいもの)」なので、今年結構話題になった特許庁と人工知能について自分なりに考察したいと思います。 …

不使用取消審判を請求する前のチェックリスト5項目

商標の不使用取消審判は、形式が決まっているので審判請求書を書くことは比較的簡単です。 しかし、事前に調べておかないと思わぬところで失敗する可能性もあります。 この記事では、不使用取消審判を請求する前に今一度確認しておくべきチェックリスト5項…

商標大量出願の対策について(裏話あり)

大量に商標出願している人(A氏)、会社(B社)はご存知でしょうか。 この商標大量出願の対策を公開します。 本当は3月に下書きしていた記事なんですが、公開すると大量出願者に手の内を明かすことになるので、よくないかなと思って下書きのままにしていま…

商標の検索式の作り方とコツ

商標検索するとき検索式はどうやって作れば良いのでしょうか。 僕は1000件以上商標調査をしてきて、ある時、商標の検索式の作り方にはパターンがあることに気がつきました。 この記事で紹介するパターンを使えば、ほとんど考えることなく網羅的な検索式…

今すぐできる!商標の意見書力を上げる5つの方法

商標の意見書を書いてみたものの、イマイチこの書き方で良いのか迷っている。 ってか、そもそもどう書けば正解なの・・・。 という経験はありませんか?この記事では、意見書の力をすぐに上げることができる5つの方法を紹介します。 (1)名著「商標登録制…

「審判で通ってるから、審査も通る」の落とし穴

はじめに 今回は商標の調査報告書を書く時の落とし穴の話です。僕の失敗談を交えながら、「登録可能性が高い」「拒絶される可能性がある」などと報告するときに気をつけるべきことを解説しています。 僕の失敗談 商標調査のときに、ちょっと判断に迷った案件…

区分を飛び越える!?「他類間類似」「備考類似」を使いこなそう!

商品・役務の類否判断をするとき、通常、商品・役務の区分が異なれば、非類似になることがほとんどです。しかし、区分を飛び越えて、商品・役務が類似することがあります。 類似群コードは同じだが、区分が異なる場合を「他類間類似」といいます。 類似群コ…

4条1項11号の審査基準を実務で役立つところだけまとめたよ~Part3~

4条1項11号の審査基準の第3回目です。 前回までは、結合商標の類否判断についてでした。 今回は1音相違などの音声上の類否を見ていきましょう。 8.商標の称呼の類否を称呼に内在する音声上の判断要素及び判断方法のみによって判断するときには、例えば…

4条1項11号の審査基準を実務で役立つところだけまとめたよ~Part2~

前回の記事は商標の類否判断における基礎知識を解説しました。 今回は結合商標の類否判断を解説します。 結合商標の称呼の発生方法 6.結合商標の類否は、その結合の強弱の程度を考慮し、例えば、次のように判断する ものとする。ただし、著しく異なった外観…

4条1項11号の審査基準を実務で役立つところだけまとめたよ~Part1~

はじめに 【4条1項11号】 当該商標登録出願の日前の商標登録出願に係る他人の登録商標又はこれに類似する 商標であって、その商標登録に係る指定商品若しくは指定役務(第六条第一項(第六十 八条第一項において準用する場合を含む。)の規定により指定した…

このブログの趣旨について

この「商標実務のブログ」は、主に実務初心者の商標弁理士、商標担当者を対象に書いています。弁理士の世界は職人の世界と同じく、「見て覚えろ!」という風潮があり、実務をどう勉強していけば良いかのカリキュラムはネットはもちろん本にも書いていません…

特許事務所向け「ショートカットキー」勉強会を開催しました。その内容と結果

ショートカットキー勉強会を開催しました 皆様はショートカットキーを使用していますか?僕もちょいちょいショートカットキーを使っていましたが、「Ctrl + C」 コピーとかメジャーなものしか知りませんでした。 しかし、特許事務所の業務の多くがWord・Exce…

一瞬で図形商標を検索しよう!WIPOの「Global Brand Database」基本的な使い方

図形商標の検索には、ウィーン図形分類を使って、J-PlatPatなどで検索することが一般的だと思います。 しかし、「とりあえずざっくり見たいんだけどなぁ」とか、「この図形商標のウィーン図形分類の取っ掛かりすらわからん!」といったときには、WIPOの『Glo…

J-PlatPatをブックマークするときは、「サイトマップ」ページが超オススメ

今回はJ-PlatPatを利用するときのちょっとしたテクニックです。 J-PlatPatをブックマークするとき J-PlatPatは弁理士であれば、かなり使いますよね。 ってことは当然にお気に入り(ブックマーク)に入れていると思うんですが、 そのお気に入りのURLはトップ…

商標調査のヒアリングで重要な5つのポイント

商標調査前にヒアリングを行いますが、このヒアリングが正確にできていないと、商標や商品・役務を正確に特定することができません。 そうすると、その後の出願にも影響が出て、全く意味のない権利になったり抜けや漏れがある権利になる可能性があります。 …

ヒアリングをもっと有意義にするための下準備5つのポイント

商標調査をする前には商標と商品・役務を確定させる必要があります。 その際に、どのような権利を確保したいのか「ヒアリング」が非常に重要になります。 この記事ではヒアリングする際の注意事項をまとめています。 ヒアリング前の下準備 いきなり、電話や…

3条2項が無理なら、3条1項3号で克服!

『弁理士のくせにタイトル間違ってるわ!こいつ!』 『3条1項3号が無理なら、3条2項で克服だろ!』 という声が聞こえそうですが、実は実務では逆のことが起きています。 今回のブログ記事の内容は、弁理士になりたてのときに一番びっくりしたことです。…

重要なのにあまり知られてなさそうな「称呼検索」の「種別」について

商標検索するときにとても役に立つJ-PlatPatの「称呼検索」があります。 これはどのような順番で並べられているのでしょうか? なんとなくいい感じに並べてくれているんだろうなぁという気がしますが、実際は誰も教えてくれないのでよくわかりませんよね。 …

あやふやな知識ではもったいない!類似群コードを正確に数えよう

1つの区分に商品・役務をできるだけたくさん指定したいですが、 一定の基準を超すと3条1項柱書によって、特許庁から「本当にそんなにたくさん使うんですか〜?」と疑われて使用の証明を求められます。 3条1項柱書の拒絶理由は、ホームページ見せたり、…

4条1項11号を意見書だけで頑張る

商標法4条1項11号はかなり頻度の高い拒絶理由です。 この拒絶理由はJ-PlatPatで調べるとほとんどの場合は事前に予想は可能ですが、微妙な案件を出願した場合などに通知されます。 微妙な案件は「審判までいけばいいじゃ~ん」と思われますが、クライアン…

「コーヒー」を指定する時の注意事項まとめ

コーヒーは事前知識がないと、かなり難しい商品の一つです。 下記の商品はどの区分に属して、どういう表現をするのでしょうか 焙煎したコーヒー豆 焙煎していないコーヒー豆(生豆) 缶コーヒー ペットボトルのコーヒー 生豆→「なままめ」と読むらしいです。…

「商品の一般名称」は、本当に識別力ないのか?

通常、商品の一般名称は識別力がないといわれています。 しかし、近年そうとも限らない審決がちらほら出てきており、一概に判断できなくなってきています。 今回は、結合商標の中での、商品の一般名称について、4条1項11号での取り扱いを中心に見ていき…

VBAであらゆる業務を自動化する

VBAを使えば、半分以下の時間で業務ができる VBAはMicrosoft Office製品に組み込まれているプログラミング言語です。 Word、Excel、Outlookなどで使うことができます。 このVBAを駆使すれば、今の業務時間を大幅に短縮化することができます。 どんなことがで…

何故4条1項11号の拒絶理由には番号しか書いていないの?

一般的な4条1項11号の拒絶理由 理 由 この商標登録出願に係る商標は~~ごにょごにょ~~第4条第1項第11号に該当します。 記 区 分 引用No 第25類 1 引用No 引用商標一覧 1 登録第○○○○○号 何故4条1項11号の拒絶理由には引用商標の番号しか書いて…

審査基準は絶対か

審査基準は絶対じゃない 審査基準は絶対のものじゃないです。極端な話、審査基準をねじまげて結論出すこともOKです。 法律ねじまげるのはダメだけど。 OK「4条1項11号の審査基準と異なる解釈だが、この場合は、拒絶で。」 NG「4条1項11号に該当する…

識別力調査に大事もの。それはGoogle

引用:Google 今、世界はGoogleに支配されているところ、ありますよね。 お店選ぶのも、メールするのも、地図調べるのも、何でもGoogleです。 そんなGoogleが商標の審査においても、最重要になってきています。 商標の識別力は、「現実にどう使用されている…

商標審決例の調べ方3パターン

商標の 審決例は以下のときに調べます。 (1)調査の結果で判断に困ったとき (2)意見書・審判請求書に「これでドヤ」って証拠としてぶつけるとき 調べ方は3パターンあります。 ①商標審決データベース(アスタミューゼ株式会社) <a href="http:/…

指定商品・指定役務に迷った時の行動まとめ

指定商品・指定役務決めって、簡単なものもあるのですが、中には本当に難しいものもあると思います。 弁理士の腕の見せどころではあるんですが、今までになかったものはどうすんのコレって感じがします。 指定商品・指定役務に迷った時には、この手順で解決…

ブログ始めました

はじめまして。 弁理士の宮崎です。 日々の商標実務の中で気付いたことをまとめていきます。 基本的には、効率化や、気をつけるべきポイントなどを中心に書いていきます。